お店作り・施工

お店作りの工程

お店を作る流れは色々なパターンがありますが、主に上記の図のイメージになります。

工程表

工事に入る前に、
工程表(工事スケジュール)を
作成します。
OPEN日から逆算してスケジュールを決めます。

墨出し

工事が始まって最初にする事は
床に、実際に壁が立つ位置に、
墨出し(床に線を引きます)

これをする事で、予定していたレイアウトに問題がないかの確認にもなります。

空調・換気設備工事+(電気工事)

エアコンや換気などの機器を吊り、ダクト配管をしていきます。
この時に電気の配線もする事があります。
(天井下地ができてからする場合もあり、ケースバイケース)

左官・防水・給排水 設備工事工事

厨房がある場合は、厨房区画にブロックを積んで、防水処理し、給排水配管し、モルタルで埋めます。

軽鉄工事(天井・壁下地組み)

天井と壁の下地組み(骨組み)を作ります。
店舗では、燃える材料は使えないので、木材では無く、軽鉄で下地を作ります。

電気配線工事

天井や壁の下地の中に
電気(照明やコンセント)の配線をしていきます。

建具工事(ドア枠の取付)

壁の下地ができたら
ドアの枠を取付けます。

軽鉄工事(天井プラスターボード貼)

天井のPB(プラスターボード)を貼ります。
材料は不燃材料のプラスターボードを使う事が多いです。
(塗装やクロスで仕上げる場合)
事務所などは、ジプトン(白に柄が入っている材料)を使う事も多いです。

軽鉄工事(壁プラスターボード貼)

壁の下地にプラスターボード貼ります。
厨房の中には、水に強いケイカル板を貼る事が多いです。
(プラスターボードより、ケイカル板の方が価格が高い)

表装工事(クロス工事のパテ処理)

天井・壁に貼ったプラスターボードの継ぎ目とビスを打った穴に
パテ(下地のくぼみや穴を埋める材料)を塗ります。
これは、塗装工事でも同じように施工します。

表装工事(クロス貼り)

パテ処理が終わり、乾燥したら
壁紙(クロス)を貼っていきます。
この写真の店舗は天井もクロスを貼ってますが、天井は塗装のお店も多いです。

表装工事(床仕上げ工事)

床の仕上げ材を貼ります。
この写真は木目の塩ビタイルを貼ってます。
予算がある場合は、本物のタイルやフローリング材を貼る場合もありますが、
塩ビタイルとは
塩化ビニルと呼ばれる合成樹脂でできたタイル状の床材です。 天然木のフローリング材に比べて安価で、加工がしやすいという魅力があります。

照明器具取付

天井に照明器具やスピーカーなどを取付けます。
床を仕上げる前に施工する事が多いです。

造作・建具(扉)取付

壁・床と仕上げが完了した後に
扉や木工造作を取付けます。

設備からみの木工造作

カウンターにコンセント、流し台の下に温水器など、
木工造作と設備が絡む場合は
大工さんと設備屋さんに
一緒に施工してもらう等の、
調整が必要になります。

椅子・テーブルなど家具設置

椅子・テーブル・備品の設置をし、引き渡し(設計・施工会社がオーナー様に、最終チェックしてもらう事)

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